うさぎの種類

うさぎの種類



うさぎの種類


うさぎの種類、写真、性格、値段

ウサギの品種によって様々な性格や特徴を持っています。価格も数千円~10万円以上するものまでいます。メジャーな種類のうさぎをいくつかピックアップしました。比較的ショップでも購入できる品種を以下に記します。

*写真は参考情報です。雑種や不確定種が含まれます。予めご了承下さい。



ミニウサギ
雑種うさぎの総称です。日本のウサギや、オランダ種などのウサギの雑種や血統不明のものなど様々なものを総称してミニウサギと呼びます。目の赤い日本ウサギもミニウサギとして販売されています。ミニウサギといっても、ツートーンカラーでおなじみのオランダ種の特徴を強く持っているうさぎもたくさんいます。価格は安価です。(2000円~)

安くて、手に入りやすいという位置づけだったのですが、ブームが到来したため、いまや、血統書がなくてもほとんど原種の名前で流通しています。見た目が昔から日本にいたようなウサギ以外は大変値段が高くなっています。そのため、ミニウサギとして売られているウサギはあまり見なくなりました。

大きくて一色のものやツートンカラーのダッチタイプがミニウサギと言われたりもしていますが、店頭では珍しい存在とも言えそうです。


原産国:日本など
体重:1.5kg~3.0kg
カラーバリエーション:多数

日本ウサギ  うさぎ種類

ミニウサギ  ミニウサギ

  ミニウサギ


ネザーランドドワーフ - netherland dwarf
うさぎ人気の火付け役ともなったといえるウサギです。活発で小型のため人気が高いです。今では、~タイプという名称で血統書なしで販売されているウサギが多いです。価格は1万円から5万円と幅広いです。昔は血統書なしのもが安く買えました。

子うさぎを見て可愛いと思い、衝動買いをする前に大人になったうさぎを見てから考えてください。全ての種類で同じですが、大人は少しごついです。また、短毛で眉間のシワが見えるようなウサギの場合は、大人になった時の表情がかなり変わりますので、ぜひ確認しておいてください。毛の長いタイプや色によっては大きくなっても童顔?のようなウサギもいますので、好みに応じて選んで下さい。

厳密には体重にも規定があって、1kg程度のはずなのですが、1.5kgくらいになるものも売られています。それでも充分に小さいです。売られているうさぎの中では一番小型の部類のものだと思います。

ショータイプと呼ばれるものは、コンテストに出場できるような、という意味なのですが、血統も良く、小さいものは耳の長さもとても短く、見た目がかなり違います。ここで表記しているタイプとは、ネザーランドタイプのタイプいうものとは異なります。


原産国:オランダ
体重:0.8kg~1.3kg
カラーバリエーション:オレンジ、チェスナット、フォウン、ブラックオター、ライラックオター

ネザーランドドワーフ  ネザーランドドワーフ  ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフ


ホーランドロップ - Holland Lop (Miniature Lop)
ロップイヤータイプのウサギです。ロップイヤーとは耳が垂れ下がったタイプのウサギです。子ウサギの時は耳がたっていることもあるようです。顔の形が丸く、幅広い骨格をしています。そのため、丸々として愛嬌があるウサギです。

価格は1万円から5万円と幅広いです。昔は血統書なしのもが安く買えました。チェスナットやオレンジで腹が白いウサギは大変可愛らしいです。まさにぬいぐるみが動いているようです。この腹と背中のコントラストが寝転んだときにとてもいい感じを出します。こういうところにも気を配って選んであげてください。

原産国:オランダ
体重:1.3kg~1.8kg
カラーバリエーション:オレンジ、チェスナット、ブロークンブラック、ブロークンオレンジ、チョコレート、ブラック、ホワイト

ホーランドロップ



ライオンドワーフ、ライオンラビット - Lionhead
ライオンのたてがみのような毛が頭からくびにかけて生えています。また、毛質が大変細く、柔らかいです。比較的新しい品種です。外国のブリーダーなどで独自に改良された品種が多く登場しています。まだ、品種としての歴史が浅いのですが人気を集めていきます。とても活発な性格です。価格は1万円から5万円と幅広いです。アメリカから輸入されたものだけが高く、あとは2万円以下で買えそうです。また、雑種でネザーとライオンなどの掛け合わせもあり、ミニウサギとして安価に販売されていることもあります。

原産国:ヨーロッパ、アメリカで改良
体重:1.5kg~2.0kg
カラーバリエーション:オレンジ、チェスナット、ブロークンオレンジ、ブラック、ホワイト

ライオンラビット   ライオンラビット  ライオンラビット

ライオンラビット



ライオンロップ - Mini Lion Lop
ライオンラビットのロップイヤータイプのウサギです。たれた耳とと首の周りの長い毛がより一層、愛嬌のある顔にしています。様々なカラーバリエーションがあります。3万円から5万円くらいだと思います。結構な雑種であったり、なかなか売れなかったうさぎが安く売られている場合があります。やはり大人になると人気がなくなるのと、さらに売れないでショップに残っていると維持費がかさんでいくので、そういうものは3,4割引き以上の値下げが行われていたりします。

有名なファームでしっかりとした血統のうさぎはそういうことをしてもなかなか値下がりません。おそらく、雑種は大人になるとその形質の特徴が出てきてまとまりがあまりよくなくなるのに対して、系統が安定しているうさぎはおとなになってもブレることはないのかもしれません。

原産国:ヨーロッパ、アメリカで改良
体重:1.5kg~3.0kg
カラーバリエーション:オレンジ、チェスナット、ブロークンブラック、ブロークンオレンジ、チョコレート、ブラック、ホワイト



レッキス - Rex
短毛種の代表のようなレッキスです。とても短い毛が密集して生えています。独特の手触りが魅力的です。少し大型になるので飼育設備が通常のケージでは狭いでしょう。体毛とは対称的にヒゲがカールしていて、とても特徴的です。

原産国:フランス
体重:3kg~5kg
カラーバリエーション:ブラック、ブルー、オパール



ミニレッキス - Mini Rex
短毛種の代表のようなレッキスとドワーフ系を交配して作出した品種です。レッキス同様、とても短い毛が密集して生えています。独特の手触りが魅力的です。飼いやすいです。体毛とは対称的にヒゲがカールしていて、とても特徴的です。

原産国:アメリカで改良
体重:1.5kg~2.0kg
カラーバリエーション:ブラック、ブルー、キャスター、ブロークンブラック


ミニレッキス










ドワーフホト
ネザーランドドワーフに似ていますが、短毛でカラーバリエーションは白のみが基本です。白い体色に目の周りだけ黒縁取りがついているのが特徴です。黒と白のウサギを掛けあわせて作出されたウサギです。

原産国:ドイツで改良
体重:1.0kg~1.5kg
カラーバリエーション:ホワイト


ドワーフホト  ドワーフホト



イングリッシュアンゴラ
長毛種の代表であるアンゴラウサギと言われるもののなかまです。とても暖かくふんわりとした手触りの毛質です。長毛種のため、暑さに弱く、ブラッシングを忘れずに。おそらく、毛におおわれていて、おとなになっても子うさぎの可愛さを存分に発揮するでしょう。詳しくはわかりませんが、毛球症の発生率はどうなのでしょう?もしも、普通に飼えるのであれば飼育してみたいです。先日行った動物園では、体毛が絡みあって毛玉になっていました。もうどうしようもできないと思います。そういうことも考えてから購入を決めてください。

原産国:イギリス
体重:2.5kg~3.0kg
カラーバリエーション:ブラック、ブルー、キャスター、ブロークンブラック


イングリッシュアンゴラ  イングリッシュアンゴラ


ジャージィーウーリー - Jersey Wooly
全身が長い10cm弱の毛に覆われています。頭だけは毛は短く、顔ははっきり見えています。新しく登録された品種で、まだ歴史は浅いのですが、アンゴラよりも扱いやすいさっぱりとした毛質と長さのため、飼いやすいと言えそうです。人気がでそうな品種だと思います。

原産国:アメリカで改良
体重:1.5kg
カラーバリエーション:ブラック、ブルー、サイアミーズ、チェスナット


ジャージィーウーリー  ジャージィーウーリー


アメリカンファジーロップ - American Fuzzy Lop
ホーランドロップとフレンチアンゴラから交配して作らた種。長毛種であるため、ブラッシングが必要です。こちらもとてもゴージャナスな子犬のようですが、長毛の特徴を十分に理解して、どういうことになるのかを説明してもらいましょう。何も説明してくれないようでは、あまり飼育経験が無いことも考えられます。

原産国:アメリカで改良
体重:1.5kg~2.0kg
カラーバリエーション:オレンジ、ブラック、トート、チンチラ


アメリカンファジーロップ  アメリカンファジーロップ

アメリカンファジーロップ





イングリッシュロップ - English Lop
ホーランドロップの元の血統だということです。耳が非常に大きく、ホーランドロップよりもずっと体の割に大きいです。そのため、気を使って飼育する必要があるかもしれません。これは見た目からして飼育するのに覚悟が要りそうです。ここまでの耳たぶは必要ないはずです。この耳の大きさのために色々と制約がでてくるかもしれません。ロップイヤーなどでも耳かきを必要とするものもいるそうです。

原産国:イギリス
体重:4kg~5kg
カラーバリエーション:オレンジ、ブラック、オパール

イングリッシュロップ



フレンチロップ - French Lop
イングリッシュロップとバタフライラビットから作出された品種ということです。耳がイングリッシュロップのように大きすぎずほどよい大きさで垂れ下がっています。大きさは非常に大きいですので飼育設備は特別なものを用意する必要があると思います。こういった大きさ優先で品種改良されたうさぎは、体に負担がかかっていることがあるそうです。どれくらい問題なのかはわかりませんが、ペットのウサギと同じ感覚ではないのかもしれません。獣医師も大型ラビットを知っている人でないと、難しいことがあるかもしれません。

原産国:フランス
体重:5kg~6kg
カラーバリエーション:ブラック、ブロークン、チンチラ


フレミッシュジャイアント - Flemish Giant
世界最大のウサギです。もともとは食肉用に作られたウサギですが、ペットとしての人気を集めています。10kgになった例もあり、世話なども大変です。犬用のサークルの中で飼うような飼い方をしているようです。

また、普通、うさぎは人間の手を噛みませんが、少しくらいは甘噛みをしてくることもあります。これだけ大きいと素手触るのは、、少し怖いです。ウサギの歯は鋭さが半端ありません。また、普通のウサギでもペンチよりもよく切れる前歯を持っています。木だって電気コードだって一瞬で裁断できます。大きければ、指なども一口で入ってしまうので気をつけるに越したことはないでしょう。

原産国:ベルギー
体重:6kg~8kg
カラーバリエーション:フォウン、グレー、ブラック


ここにあるのは、ほんとうにメジャーな種のごく一部です。アメリカのうさぎの飼育はとても盛んなようです。ARBAというアメリカの団体が中心となって、品種管理やコンテストなどを開催しています。ここのホームページを見れば、数多くの種類のうさぎのコンテストの結果を知ることができます。










うさぎの色、模様の種類


*色の表現や呼び方は解釈により異なる場合があります。必ずしも、ここにある色、模様の呼び方がショップなどと一致するとは限りませんのでご注意下さい。

写真 色、模様の名称 説明
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 オレンジ オレンジといっても茶色なのですが、薄い茶色をオレンジと呼んでいます。

ミニウサギの基本のカラーです。一部、黒茶色の毛がまじるとチェスナットと呼ぶお店もあるようです。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 ブルー 灰色なのですが、ブルーと呼びます。混じりがあるものや様々です。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様

うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様
ホワイト 真っ白です。目が赤いタイプと、黒いタイプがいます。昔の日本うさぎは目が赤い色素が抜けたタイプでした。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様

ダッチカラーのうさぎ
ダッチタイプ ツートンカラーのおなじみの配色のうさぎのことをダッチタイプといいます。

色は様々な色が各種あります。

このうさぎが比較的小さく、日本うさぎと混じりながら、カイウサギとしてかわれていました。

大きさは昔は3kg以上のものもいましたが、今では2kg以下のウサギもいます。

近年ショップで売られているようなうさぎは小型種の掛け合わせにより作出されたものが多いようです。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 ライラック 花の名前からきています。

厳密にこの写真の色がライラックだとは言えず、もっと認定されたうさぎでないと呼べないのかもしれません。

単純にグレーとよんだほうが分かりやすいかもしれません。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 チェスナット ウォールナットのようにナッツという言葉が入っているように、チェストがナッツ色です。

黒から茶色が混じったものをこうよんでいるようです。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 サイアミーズ 毛の色が白っぽいもので、付け根の方は黒い感じのものをサイアミーズと呼ぶようです。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様    
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 チンチラ チンチラに似ているということでこのような呼び方がついています。

灰色なのですが、下地に白が入っていてうっすらと見えるタイプの色です。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 ブラック 文字通り黒一色です。

大きい昔からいたようなウサギでは珍しくありませんが、新しい種類のうさぎで黒一色というものは見応えがあります。
うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 オパール 綺麗な灰色で、色味が交じり合ってなんともいえない深みを出しています。

光沢があり、なんとなく宝石のオパールの色に似ているのかもしれません。しかし、宝石のように7色に輝くことはありません。

うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様 ブロークンセーブル ブロークンというのは、水玉、ブチ、という意味があるようです。

体に色がとびとびに付いているのをブロークン~~と呼びます。




うさぎの種類で飼いやすいものは?人気のあるうさぎは?


人気があるのは、なんといってもネザーランドドワーフと、ホーランドロップだと思います。売られているのはほとんどが、ネザーランドタイプ?、ホーランドロップタイプ?、もしくはミニウサギと書いてあるかもしれません。いずれも血統書がないと正式には名乗れないということなのでしょう。それがまた高いために、正統なアメリカンラビットは6万くらいします。

でも別に、血統書がないからって悪いわけじゃありません。可愛ければいいです。あとは健康で丈夫であることです。飼いやすいうさぎの品種とは何か?というのは、丈夫な品種のうさぎであることかもしれません。

そういう意味では、日本ウサギが一番飼いやすいかもしれません。あの小学校などで、夏場も冬も屋外で過ごす強靭なウサギです。また、あまり小型さにこだわって濃い血のかけ合わせが行われている品種は、丈夫さが落ちているかもしれません。これは分かりませんが、予測です。大抵、見た目にこだわっていても、丈夫かどうかというのはコンテストには関係ありません。


また、大型のウサギも飼いやすいか?という点では、疑問です。これらは肉用として改良された品種のため、早く大きくなることだけを目指して改良されてきました。こういうのが家庭での飼育に適しているかはわかりません。意外とマッチしているから、これだけ普及するようになったのかもしれません。

昔は犬などは雑種のほうが強いと言われてきました。これは自然の摂理なのかもしれません。しかし、遺伝的には一代目が優れているだけで、それ以降は一概には良いとも言えないところです。

しかし、レアな品種のうさぎよりも人気のある品種の方が、動物病院でも症例や特徴を知っている可能性が高いので、飼いやすいと言えるかもしれません。



うさぎの種類-性格、体重、カラー、模様







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