うさぎの餌

うさぎの餌



ペレット

うさぎの餌として、もっとも手軽で安定的に手に入り、主食にしている人が多いのではないでしょうか。私も牧草メインでというつもりでしたが、ペレットがやはり主食になっています。また、小さい子うさぎのときに、どうしても牧草だけで本当に大きくなるのだろうか?なんて疑問もあり、とてもペレットを与えないわけには行きませんでした。そのときのペレットは、ずーーっと、かわっていません。見るととても大喜びです。


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ペレット-複数餌を配合したペレットと混入物のないペレット

ある程度量産されている商品のペレットで主力製品となっているものは、緑の粒以外に他に何も入っていないタイプの餌です。これは、その粒の中に牧草と他の数種類の材料が混ざっており、これだけでうさぎが生きていけるように調合されています。また、少量タイプで販売されていることが多いのが、ペレットとドライフルーツや穀物、乾燥野草、ハーブなどが緑の粒とは別に配合されているタイプです。見た目にはペレットと何か他の草やフルーツが入っているのですぐに分かると思います。嗜好性やバランスをよくするためにこのようにしているようですが、おやつと主食が一緒に出されているような感じで個人的にはどうなのかはわかりません。また、このような複数の餌が配合された餌は、緑の粒のペレットに牧草以外の材料が混ぜてあるかを調べると良いと思います。

 
ペレット-チモシー主体のペレット

昔は、ペレットといえば、アルファルファが主流でした。チモシーだとペレットにした時にうまく固まらなかったそうです。技術の進歩で作れるようになったそうです。大抵は、チモシーと、とうもろこし、ふすま、小麦、野草、ビタミン、ミネラル、サプリ等が混ざっています。歯をすり減らして健康に保つ効果はまだ完全ではないようで、あわせて牧草も与えてくださいとあります。また、ペレットは自然界にはないくらい乾燥しています。新鮮さを保つためにドライフード化しているのです。水がないととても食べられません。人間でものどが渇いているのに乾き物やインスタントラーメンだけを食べるのは不可能です。乾燥牧草のほうが幾分か、水分があるように感じられます。


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ペレット-アルファルファ主体のペレット

アルファルファはマメ科の牧草です。とにかく、食いつきのよさが激しく、嗜好性の高い牧草だといえます。その反面、栄養面でかたよりがあり、あまりよくないという意見もあります。成長期のうさぎには、タンパク質とカルシウムの多さからいいという意見が多いようです。今でも販売されているものもあるようです。また、チモシー主体のペレットにも少しまぜてあったりします。また、嗜好性の良さは、うさぎが弱って餌を食べなくなった時に、体力が回復するまでの間、大変役に立ちます。このことだけでも十分にありがたいことだと思います。また、低カルシウムの商品も発売されているようです。

 
ペレット-成長期用、維持用、高齢用、ダイエット用

これはキリがないですが、ダイエット商品まであります。高齢用は多少柔らかく作られているようです。この硬さというのは結構なもので、牧草などに比べると実はペレットは硬いようです。また、牧草は硬い部分もあれば柔らかい部分もありますから、選んで食べることができます。しかし、ペレットは単一ですので、うさぎの状態に応じて変えてやらないと食べなくなってしまい、腸の運動をとめて大事に至ることもあります。そのため、うさぎが好んで食べられる最適なペレットを選んでやることが一番だとおもいます。

また、うさぎは食べることが仕事といってもあまりに太りすぎると、ダイエットをしたほうがいいことがあります。これは大変難しく、急に体重の数%でも痩せたら危ないということもあるようです。ヘタに飼い主の判断で餌を絞るというよりは、ある程度カロリーを控えた餌に変えてみて様子をみるのがいいかもしれません。また、ペレットと牧草の割合を牧草を多めに変えていくことでダイエット効果があるそうです。この場合は、ほんとうに毎日すこしづつ量を変化させていくことが大事だということです。急に変えてうさぎが食べなくなったら、命の危険もありますので注意を払います。

 
ペレット-砕けやすいもの、流動食も容易に作成

病気や高齢のウサギなどに対して有効で、すぐに崩れるようにできているものです。栄養も豊富で嗜好性が高く、細くなりがちな食欲を回復させるような効果を持つ商品も販売されています。これは大変優れていると思います。


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牧草

チモシー、アルファルファが有名で、他にも、数種類あります。牛、馬など他の多くの事例がありますので、比較的正確な情報が多く、種類も豊富で外国の牧草が乾燥した状態で身近に手に入ります。個人がこれだけ容易に牧草を手に入れることができるようになったのも、これらの大きな草食動物の需要があったからです。また、収穫回数によって、一番刈り、二番刈り、三番刈りとあります。さらに、プレスして輸送されるのですが、シングルプレス、ダブルプレスと圧縮度を選んでかうこともできます。産地も外国のいくつかの産地があり、国内では北海道産などがあります。これらの牧草は年1回から3回の収穫ですが、どうしても1年前の牧草になることがあります。

新鮮さが大事ということがありますが、私が個人的に思うには牧草の食いつきの良さは、その香りによって左右されていると思います。ですから、大量の牧草を詰め込んだ倉庫で外気と遮断されているようなものは、だいぶ香りが飛びにくく食いつきがいいのではないかと思います。ほとんどは、家に置いておくときに、袋を開封するとそこから香りがどんどんと揮発します。人間にも分かります。買ったばかりの牧草はいい匂いがつよいですが、時間がたったものは匂いがありません。このような牧草にはうさぎはあまり反応しません。また、新しい牧草を購入しても大元の収穫時期は同じだと思いますが、牧草の香りはとても強烈です。新鮮さとは自宅でいかに牧草の匂いを飛ばさないことかと思います。


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牧草-チモシー

チモシーはイネ科の牧草で競走馬や牛などのメインの牧草で多くの需要があります。日本にも大量に輸入されています。栄養のバランスがよく、アルファルファでは多すぎた成分が低めだという感じです。これはとにかく多くの種類があり安価です。大量にかえば安くなりますが、うちでは2,3ヶ月で使いきれる量にしています。また、保管もビニールで密封して香りがとばないように気をつけています。どうしても、香りがないと嗜好性がおちるような気がします。また、牧草を折り曲げたり、叩いたりすると香りが出てくるようです。

 
牧草-アルファルファ

アルファルファはマメ科の牧草です。食いつきのよさが激しく、嗜好性の高い牧草だといえます。成長期にはこれを与えているといいようです。ペレットのようにやみつきになって食べていくうさぎが多いようです。ただ、これだけを与えていると悪いことも起きるようで、一概にいいと言えるかはわかりません。ただし、牧草を食べないうさぎでもこれは本当によく食べると思います。チモシーと混ぜながら徐々にチモシーに慣れさせるのに使えるかもしれません。

 
牧草-オーツヘイ

えん麦です。嗜好性の高い牧草です。色は緑が薄く穂の形がチモシーとは異なります。これもチモシー牧草を食べないウサギにためしてみるといいと思います。上記2つに続いて、比較的手に入りやすい牧草です。


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ドライフルーツ

パパイヤ、パイナップルなどを乾燥したものです。おやつに与えるといいようです。うちでは食べてくれませんでした。普通は嗜好性がとても高いようです。しかし、野生下ではこれらの餌をうさぎが食べているとは考えられませんので、あまり食べさせる必要性を感じていません。ただし、病気になった時に餌を食べないという時、こういうフルーツにならしておくと、これらのフルーツを溶かしこんだペレットなどを食べてくれる可能性もあるので、便利です。うさぎは子供の頃に慣れていない餌には見向きもしないといいます。うちのうさぎはフルーツを全く食べてくれません。

これらの餌は欲しがるようなら、少しくらいおやつがわりに与えてもいいかもしれませんが、これをメインに与えるのはよくないことがあるかもしれません。また、種類によっては毒物があったり、うさぎに悪いものがあったりします。調べていると悪いという意見と良いという意見があったりして混乱しています。

 
野菜

葉物野菜などを与えると食べるようです。人によって、どの野菜がいいという意見もありますが、農薬がかかっている野菜は注意が必要です。気にすることもないのかもしれませんが、できれば無農薬や自家栽培するのがいいと思います。 人間が食べる野菜よりも牧草の方が農薬が少ないのかもしれません。

これらの餌は欲しがるようなら、少しくらいおやつがわりに与えてもいいかもしれませんが、これをメインに与えるのはよくないことがあるかもしれません。また、種類によっては毒物があったり、うさぎに悪いものがあったりします。調べていると悪いという意見と良いという意見があったりして混乱しています。



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穀物

とうもろこし、麦、その他。穀物はペレットにも調合されて中に練りこまれていますが、うさぎにはよくないという話もあるようです。しかし、ペレットのなかには調合されていたりします。はたしてどうなのでしょうか?私には判断がつきません。

これらの餌は欲しがるようなら、少しくらいおやつがわりに与えてもいいかもしれませんが、これをメインに与えるのはよくないことがあるかもしれません。

























穀物とフルーツが入ったオートミールのような餌

これはドライフルーツと麦類などの穀物が潰されたものがミックスされていてとてもおいしそうな餌です。人間も牛乳をかけて食べたくなってしまうようなものでした。これは嗜好性が高いという評判がたくさんあって、さぞかし食べるのだろうと思って、食欲の落ちていた時期に急いで買って与えましたが、匂いをかいで終わりました。

人間が好むものがいいとも限らないようです。もちろん、一般的には嗜好性が高いようですが、おそらく、小さい子うさぎの時に食べさせなかった餌なので食べないのかもしれません。しかし、結構な高級品でした。普通はこれをペレットなどにまぜてやると、食欲が復活するということでした。

野草

たんぽぽなどを食べるようです。道の草はどうしても衛生面が気になってしまいますので、できればちゃんとしたものをあたえたほうがいいかもしれません。ハーブなども一部は食べるようですが、毒物もありますのでよく調べてから与えたほうがいいと思います。また、これらのものは、必須だとは思いませんので無理してあたえることは無いかと思います。

これらの餌は欲しがるようなら、少しくらいおやつがわりに与えてもいいかもしれませんが、これをメインに与えるのはよくないことがあるかもしれません。また、種類によっては毒物があったり、うさぎに悪いものがあったりします。調べていると悪いという意見と良いという意見があったりして混乱しています。



うさぎの餌の種類




ペレットと野草やハーブが混合された餌

牧草を細かくして固めたペレットと、乾燥させた野草やハーブなどがそのまま一緒に入っている餌を見つけました。これはうさぎの好きなハーブなどの匂いがペレットにもうつるのでとてもよく食べるようになるという触れ込みでした。おそらく、食べるうさぎにはいいのだと思います。

しかし、うちの場合は全く見向きもしませんでした。ハーブの匂いがするペレットっていうのがあまり興味を惹かれなかったようです。草のにおいがするペレット、牧草は好きなようですが、ハーブの匂いには反応しません。

おそらく、検証を重ねてこういった餌が開発されているはずですので、統計的には好むうさぎが多いはずだと思うのですが、どうしても個体ごとに違いがあるようです。



業務用ペレットのまとめ買い

ペレットは結構な値段がします。高級なペレットでといいたいところですが、大きい袋、店で一番大きい袋を買っても、すぐに無くなってしまいます。店で買うのが億劫になり通販に頼らざるえない状況です。

重いです。通常は1kg入り、3kg入りだと大袋という感じでしょうか。実はこれが別に大袋でもなくあっという間に消費します。本当にうさぎの維持費で医療代を除いたらこれが一番かかるのではないでしょうか。

こだわりの特別ハイグレードな餌など使い始めた場合は、大変なことになってしまいます。そういうプレミアムな餌は少量で大変高価なのです。少しだけまぜるかといって、上手くいかないのがウサギで一度慣れた餌以外は基本的に食べません。

もし、嗜好性の高い高級ペレットに慣れてしまったら、急には餌をかえられません。むしろ、それが大変でもう高い値段でもいいやとおもったりもするでしょう。

しかし、別に高いからといって病気にかからないわけでもないですし、気持ちの問題だと思います。

安い餌は量産されて、実績があり、他の産業用の餌にも使われているわけで、信頼がないとあっという間にやっていけなくなってしまいます。

そんな変な餌を業務用のユーザーに提供したら、そのような餌会社は経営ができなくなるでしょう。そのようなことからも、実は安い手軽な餌、とくに業務用としても販売されているという餌は優秀なのだと思っています。

また、大量買いすることにより、割安で買えます。これは本当にありがたいことで、もちろん、販売側も一気にさばけるわけですからいいことに変わりはありません。そういうわけで業務用ペレットという大袋で購入することにしました。

もちろん、生後2ヶ月頃から今まで同じ餌です。小袋から10kgの大袋までラインナップがあるあたりが信頼がある証拠ですね。

一時期は、換毛ストレスで餌を食べなくなり、餌を疑ってしまったこともありますが、本当にいい餌です。



うさぎの餌の種類  うさぎの餌の種類
業務用のペレットです。紙袋だけでは心もとないので外気を遮断するためにビニール袋で密封しています。

何が業務用なのかと思うのですが、賞味期限は1年近くあります。
これは半年くらいもかからずにたべきっています。
そういうことではなく、開封後、急激に品質が劣化するのでしょう。
また、小売商品はアルミ包装紙のパッケージに入って乾燥剤も入っていますが、
こちらは紙の裏にビニールコーティングの2枚重ねです。
アルミとどちらがいいのか分かりませんが、
1ヶ月位内に使い切るようなウサギを飼育している人向けなので業務用なのかもしれません。

しかし、うさぎの多頭飼いなどをすると、すぐに消費しきれてしまうと思います。
ペレットの食べる量がすくないうさぎでもこれくらいのペースですので、大食漢のうさぎならばなおさらです。







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